店舗型クリーニング店と宅配クリーニングの比較・メリットとデメリットをわかり易く解説
店舗型のクリーニング店と宅配クリーニングサービスの一番の違いは、簡単に表現するとクリーニング店舗ですべてが完結するか、自宅ですべてが完結するかの違いです。
店舗型のクリーニングの場合は衣類を店舗まで持ち込まないとなりませんし、クリーニング代の見積もりも支払いもすべてクリーニング店で完結します。
一方、宅配クリーニングサービスでは申し込みも自宅からですし、依頼する衣類の集荷も回収も自宅でとなります。
もちろん、クリーニング代金の見積もりや支払いも自宅でするということからも自宅完結型とも言えるものです。
当然、店舗まで出掛けて衣類を持ち込む必要のない点やそれにかかる時間を節約できるという点は宅配クリーニングの一番のメリットと言えるでしょう。
自宅に小さな子供がいたり、介護が必要な家族がいる場合などは外出がままなりませんので、この様な方には本当に便利なサービスです。
また、夫婦で共働きの場合、クリーニング店の一般的な営業時間の10時から19時にはなかなかクリーニングに出すことは厳しいと思います。
そんな方々には集荷や回収の指定日や細かい時間までも指定できる宅配クリーニングは大きな味方だといえるのではないでしょうか？
☝メリット 衣類をクリーニング店まで持ち込まなくてよいので、時間を節約できる
☝メリット 都合の良い時間に集荷・受け取りができる
☝メリット 季節物を長期間保管してもらえる
☝メリット クリーニング単価が高いものを安くクリーニング出来る
反対に今までになかったサービスですので従来のクリーニング店を利用していて不便を感じていなかった人にはデメリットもあるかもしれません。
まず、大切な服に大きなシミが付いてしまった時など、すぐにクリーニングして欲しいといった場合は宅配クリーニングは対応が厳しいです。
店舗型のクリーニング店なら汚してしまった服をすぐに店舗に持ち込むこともできますが、宅配クリーニングではインターネットで集荷を依頼して宅配業者が集荷に来るのを待っていないといけません。
やはり急を要する場面では宅配クリーニングは向いていないでしょう。
また、ちょっとしたものをこまめに洗濯に出したいようなニーズにもなかなか応えずらいかもしれません。
特に夏場のワイシャツなどは汗でそのまましておくと黄ばみ原因にもなりますのでなるべく早くクリーニングに出すにこしたことはありません。
そんな場合はやはり自分で持参、引き取りするので送料がまったく掛からない店舗型のクリーニング店に持ち込むのがいいと思います。
なぜなら、宅配クリーニングには宅配料金が別途掛かりますので、例えばワイシャツを1枚だけだすような場合はワイシャツのクリーニング代がわずか200円ほどでも往復の宅配料がその何倍も掛かってしまいますのでこの様な時はお近くの店舗型のクリーニング店を利用すべきだと思います。
しかし、ある程度の点数をまとめてクリーニングに出すことで往復の送料が無料になる場合もありますのでクリーニング点数が多い場合は宅配クリーニングを検討してみてもいいかと思います。
☝デメリット 急いでクリーニングしてもらいたい場合対応できない
☝デメリット クリーニング点数が少ないと非常に割高になる
☝デメリット 往復の送料が掛かる
☝デメリット シミ取りの指示などがしずらい
ここでデメリットとなっているようなことでもいろいろな宅配クリーニングサービスを比較検討して使い分けることでデメリットをメリットに変えることも可能です。
急いでクリーニングを出したい方へ要望に応える形で最近の宅配クリーニングは最短で2日で届けてもらえるサービスも増えてきています
宅配クリーニング最大手のリネットなら1,900円以上送料無料ですし、クリーニングも会員なら最短で2日です。
クリーニング点数が少ないと割高になるような場合は一点のクリーニングの料金の高い物と抱き合わせで集荷を依頼すれば2,000円くらいには到達しますのでクリーニング料金の安いものは高いものと一緒に出すといいでしょう。
これによって往復の送料は無料になりますので送料のことは気にせずに宅配クリーニングを依頼することができます。
また、現在ではシミ取りサービスは無料サービスとなっていて、商品を検品するときに各宅配クリーニング業者でしっかりとシミのチェックをしたうえで洗濯をしているのでシミのことはそれほど心配しなくてもいいようです。
それでも気になる方は集荷の際にシミについてのメモを入れるか、依頼の際にメールを入れておけば問題なく対応してくれるので安心して下さい。
しっかりと各宅配クリーニング業者のメリットとデメリットを見極めてニーズによって使い分けをすることで従来の洗濯屋さんよりも便利に楽に利用出来ることが可能となりますので各社のサービス内容をしっかりと比較して利用しましょう。