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冬物のクリーニングと保管はいつ出すのがいい?ダウンジャケットやコートの保管サービス返送の目安は?

   

3月、4月になってくると暖かくなってきて、冬物の出番がどんどんなくなってきます。

まだまだ、朝方は寒い日もありますので、完全に冬物をクリーニングに出すのはちょっと躊躇する人も多いのではないでしょうか?

そんな中、一体冬物はいつクリーニングに出すべきか。

保管サービスを使う場合はいつ出して、いつ返送してもらうのか。

ダウンジャケットや冬物のコートはクリーニングに早めに出した方がいいのかどうか。

などなどいろいろと考えている人も多いと思います。

というわけで、今回は目的別にいつ出すのがいいのかの目安を出していますので参考にしてもらえればと思います。

まず、着ないならすぐにクリーニングが鉄則

衣類は保管する前に洗うのがいいのか、着る前に洗うのがいいのかとわからなくて悩んでいる人も多いようですね。

早くクリーニングに出してしまうと保管している間に、シワになったりして嫌だから、着るときにクリーニングに出しているという人もいるようですが、これは大きな間違いです。

これは汚れたままにしておくとカビも生えますし、衣類が変色してしまうから、基本はすぐにクリー二ングに出してから保管です。

したがって、冬物でしばらく着る機会がないものはクリーニングに出すか、自分で洗濯して次のシーズンまで適切に保管しておきましょう。

保管サービスの保管期間から逆算してみる

宅配クリーニングの保管サービスにはあらかじめ決められた保管期間があります。

クリーニングの受付をしてから、6カ月から8ヵ月の保管期間を設定している宅配クリーニング業者が大半なのでこれをもとにある程度の計算をしたうえで出すことがオススメです。

保管期間が6カ月の場合は3月1日に受け付けた場合、9月1日には返送されてきてしまいます。

ダウンジャケットや冬物のコートの出番は北国を除けば11月以降が大半となりますから、できれば5月以降がベストでしょう。

5月以降なら、どこの宅配クリーニング保管サービスでも10月以降の返送となりますので、衣替えには最適かもしれません。

また、東京でも4月に雪が降るなんてこともありますので、できれば4月の中旬までは念のために冬物のいくつかはキープしておきたいところです。

したがって、早くても4月に中旬以降(4月20日以降)がベターといえるのではないでしょうか?

その様なことからクリーニング保管サービスを利用する際には返送時期も計算してクリーニング保管を依頼する必要があります。

数多くの衣類をクリーニングや保管サービスに出す場合は10月に受け取るもの、11月に受け取るもの、12月に受け取るものと受け取りの時期を変えて依頼するといいでしょう。

遅くても5月中に出すのがいい

一度でも袖を通した衣類は、衣替えの前にはしっかりと汚れを落とす「しまい洗い」をする必要があります。

そして、冬物の「しまい洗い」のリミットは、5月の終わりまでといえます。

これは、衣類を食べてしまう害虫がゴールデンウイーク明けの時期頃から成虫になって、その後に大切な衣類に卵を産み落とす可能性があるためです。

つまり、衣類を食べて穴をあけてしまう害虫が4月終わりから成虫になり、6月くらいから衣類に卵を産み落としてしまうからです。

卵は数週間で幼虫になり、衣類を食べて衣類に穴を空けてしまいます。

したがって、できれば幼虫が発生する6月前までにすべてクリーニングに出してしまうのがいいということです。

冬物のウール製品は害虫の大好物ですので、しっかりとしまい洗いをして保管するか、クリーニングに出して保管しておいてもらうのがいいでしょう。

同時にクリーニングに出さない冬物はその前にしっかりと「しまい洗い」をしておき、衣替えを完了させておくべきです。

また、6月には梅雨入りしてしまい、これ以降はカビにも注意が必要となるためできるだけ5月中にすべて完了しておくのがいいということです。

冬物や合い服のスーツやジャケットやセーターは10月返送が目安

合い服のスーツや薄手のセーターなどは5月の半ばくらいまでは活躍の機会があります。

したがって、6月の衣替えを目安にクリーニングに出すといいでしょう。

また、10月には着る機会も増えてきますので、9月の終わりから10月返送がいいでしょう。

保管期間も短いですし、クリーニング料金も安いので、適宜クリーニングに出して、家のクローゼットにしまっておくのもひとつの手となります。

ダウンジャケットやオーバーコートは11月に返送が目安

真冬の必須アイテムであるダウンジャケットやオーバーコートは流石に4月にはほとんど着ることもありません。

汚れたウールのコートは着なくなったらなるべく早くクリーニングに出したいところです。

また、ダウンジャケットは大抵防水加工等がされていて、表面的な汚れには比較的強いです。

2回に分けてクリーニングと保管サービスを利用するなら、ウールのコートは4月中旬にだして、10月中旬返送、ダウンジャケットは5月初旬に出して、11月初旬返送とすると一番いいかもしれません。

分割して保管サービスを利用することもメリットは一気に返送されると一気にクローゼットが埋まってしまうからです。

また、クリーニング後の衣類はビニールにカバーが付いてきますが、クリーゼットにしまう際にはこのビニールはとってしまうのが鉄則です。

これは溶剤をしっかりと乾燥させて、においを飛ばすためでもあります。

広い家の方はいいですが、そうではない方はスペース的に厳しいので、2回分けは裏技的でもあります。

最後に

冬物の衣類はシーズン終了後は次に着るまでに長期間あいだが空きますのでしっかりとクリーニングをして長期の保管にも気を使わないとなりません。

保管の期間は4月から10月以降くらいと半年以上になることもありますので、次回着るときにカビや虫食いでがっかりしないようにしっかりとケアしていきましょう。

こんな冬物衣料の中でも非常に悩ましいのがニット系の冬物衣類だと思います。

物によっては自分でも洗濯が可能ですので選択が可能かどうかをしっかりとチェックしたうえで自宅で洗濯できるものは自分で洗濯してもいいと思います。

その際に気をつけなくてはならないのは、衣類についている手洗いマークや洗濯機のマークの指定や、洗濯の際の水温などに気を付けた上で、それらを守ったうえで洗濯をするよう心掛けて下さい。

また、最近ではおしゃれ着専用の中性洗剤もありますので自宅で洗濯することも可能です。

水洗い不可やドライクリーニングOKのマークでもそれらの洗剤を使って正しく洗濯すればしっかりとクリーニングができますが、やはり伸びや縮みを防ぐには高度な洗い方や干し方など非常にデリケートなクリーニングが必要となります。

それらの細かいクリーニングに自信がない人や大事なニットや高級な洋服などの場合はやはり、クリーニングサービスで依頼した方が無難かもしれません。

また、クリーニングから返ってきた冬物を保管する際にもいくつか注意点がありますので参考にしていただければと思います。

まず、冬物全般にいえることとして、とても厚い生地の衣類をクリーニングした場合は、ドライクリーニングの溶剤がしっかりと乾燥していなくて残っていることがたまにあります。

クリーニングから返ってきた衣類ににおいが残っている場合はドライクリーニングの溶剤がしっかりと乾燥していない証拠ですので袋から出して陰干しが必要となります。

それをしないで、そのままの状態でクローゼットなどに保管してしまうと溶剤は冬物の衣類に残ったままとなってしまいます。

気付かずに次のシーズンにその衣類を着てしまうと、残留溶剤が肌に触れてしまい、化学やけどで皮膚が赤くただれてしまうこともあるので注意して下さい。

もちろん、クリーニング店などでも溶剤が残留していないかのチェックはしているでしょうが、もしも、残留溶剤の油系の匂いがするようなら、すぐに袋から出して最低1週間ほどは風通しの良い場所で陰干しをして下さい。

しっかりと匂いがなくなれば大丈夫です。

また、冬物を保管する4月から5月からは衣類害虫が活発に活動する時期に突入していきます。

更に、6月に入ると梅雨にもなり、今度は湿度によってカビの発生にも気を使わないといけません。

いろいろと保管にも気を使わないといけない冬物は衣類自体の金額も高く保管にも気を使わなくてはならないことを考えると宅配クリーニングの保管サービスを利用して次のシーズンまでしっかりとベストな状態で預かってもらうのが一番賢い宅配クリーニングの利用方法かもしれません。

また、冬物は大きい衣類が多く、非常にかさばり場所を取りますので収納面からも保管サービスを利用するのは賢い選択だと思います。

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